くみたてハングル by AISolve

韓国語キーボードの配列と打ち方

韓国語のキーボードは、左手で子音、右手で母音を打つ配列になっています。ハングルを「組み立てる順番」に打てば、文字は自動でまとまります。配列の覚え方から、スマホ・パソコンへの追加方法、練習の進め方までまとめました。

① 韓国語キーボードの配列(2ボル式):左手が子音、右手が母音

いちばん広く使われている配列は「2ボル式(두벌식)」です。キーボードの左側に子音、右側に母音が並んでいます。

上段ㅂQㅈWㄷEㄱRㅅTㅛYㅕUㅑIㅐOㅔP
中段ㅁAㄴSㅇDㄹFㅎGㅗHㅓJㅏKㅣL
下段ㅋZㅌXㅊCㅍVㅠBㅜNㅡM
2ボル式の配列。左手側(青)が子音、右手側(オレンジ)が母音。小さい英字は、同じ位置の英字キー
段左手(子音)右手(母音)
上段Q ㅂ/W ㅈ/E ㄷ/R ㄱ/T ㅅY ㅛ/U ㅕ/I ㅑ/O ㅐ/P ㅔ
中段A ㅁ/S ㄴ/D ㅇ/F ㄹ/G ㅎH ㅗ/J ㅓ/K ㅏ/L ㅣ
下段Z ㅋ/X ㅌ/C ㅊ/V ㅍB ㅠ/N ㅜ/M ㅡ

Shift キーを押しながら打つと、上段の一部が変わります。

Shift +QWERTOP
文字ㅃㅉㄸㄲㅆㅒㅖ

覚えるコツは、よく使う子音(ㅁ ㄴ ㅇ ㄹ ㅎ)が左手の中段に、基本の母音(ㅓ ㅏ ㅣ)が右手の中段に、ㅗ がそのすぐ左に並んでいることを、まず手で覚えることです。

② ハングルの打ち方:組み立てる順に打つ

ハングルは、文字を組み立てる順番どおりに「子音 → 母音 →(下に付く子音)」と打ちます。まとまりは自動で作られるので、文字の区切りを気にする必要はありません。

打ちたい語打つ順番英字キー
한글ㅎ ㅏ ㄴ ㄱ ㅡ ㄹG K S R M F
사랑ㅅ ㅏ ㄹ ㅏ ㅇT K F K D
김치ㄱ ㅣ ㅁ ㅊ ㅣR L A C L

たとえば「가나」と打つとき、ㄴ を打った瞬間は「간」と表示されます。続けて ㅏ を打つと、ㄴ が次の文字に移って「가나」になります。この動きに慣れると、打ちやすくなります。

③ 濃音・複合母音・パッチムの打ち方

  • 濃音(ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ): Shift + 平音のキー(例: ㄲ = Shift + R)。濃音そのものについては濃音のページで解説しています。
  • 複合母音: ㅐ ㅔ ㅒ ㅖ は専用のキー、それ以外は 2 つの母音を続けて打ちます(例: ㅘ = ㅗ + ㅏ = H → K、ㅢ = ㅡ + ㅣ = M → L)。複合母音のページ →
  • パッチム: 母音のあとに子音を打つだけで、文字の下に付きます。二重パッチム(例: 닭 の ㄺ)も、2 つの子音を続けて打てば作られます。パッチムのページ →

④ スマホに韓国語キーボードを追加する

iPhone

  1. 「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」
  2. 「新しいキーボードを追加」→「韓国語」を選ぶ(配列はパソコンと同じ 2ボル式)
  3. 入力中は地球儀のキーで切り替え

Android(Gboard の場合)

  1. Gboard の設定 →「言語」→「キーボードを追加」
  2. 「韓国語」を選び、配列は「두벌식」(2ボル式)を選ぶ
  3. 入力中は地球儀のキー(またはスペースキーの長押し)で切り替え
  • Galaxy などで標準のキーボードが Gboard でない場合は、そのキーボードの設定から言語を追加します。

スマホには、子音と母音をボタンの組み合わせで作る「天地人(천지인)」などの配列もあります。パソコンでも同じ配列を使いたい場合は、2ボル式を選んでおくと覚えるのが一度で済みます。

⑤ パソコンに韓国語キーボードを追加する

Windows 11

  1. 「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」
  2. 「言語の追加」→「韓国語」
  3. 入力中は「Windows キー + スペース」で言語を切り替え。韓国語に切り替えたあと、ハングルと英字の切り替えは右 Alt キーなどで行います(キーボードにより異なる)

Mac

  1. 「システム設定」→「キーボード」→「テキスト入力」の「入力ソース」の「編集」
  2. 「+」→「韓国語」→「2ボル式」
  3. 入力中は「control + スペース」または地球儀のキーで切り替え

※OS のバージョンによって表示が異なる場合があります

英字キーボードのままで打てる: 上の手順で韓国語入力を追加すれば、韓国語のキーボードを買わなくても、配列表どおりに英字キーを押してハングルを入力できます。慣れるまでは、キーに貼るシールを使う方法もあります。

⑥ ハングル タイピングの練習方法

  1. まず配列を手で覚える: 中段(ㅁ ㄴ ㅇ ㄹ ㅎ/ㅗ ㅓ ㅏ ㅣ)から始め、上段・下段へ広げる
  2. 短い単語を打つ: 김치・한국・사랑 など、二重パッチムのない語で「組み立てて打つ」感覚をつかむ
  3. 実際に使う場面で打つ: 地名を検索する、メッセージにひとこと返す、など目的を持って打つ

関連ページ:ハングル表と読み方/パッチム/複合母音/濃音/ハングルの覚え方/韓国語メニューの読み方/くみたてハングルについて